今夜も寝酒を飲んでいる、
友美と静香は仲直りできた。
友美と夜の街をブラブラして帰ってきた。
今夜は帰りたくない。と甘える友美だったが
やっぱり静香のことが心配で帰ることにした。
家に着くと玄関に米袋がおいてあった。
静香は勉強をしていた。
おかえり。と言って俺と友美のところに来た。
友美は玄関のお米は何?と静香き聞くと優人が
先日のお礼にって持ってきた。優人は約30キロあるお米を持って電車と徒歩で運んだようだ。
で、優人君は?と友美が聞くと家には誰もいないから入らなかったよ。玄関まで運んでお父さんとお母さんにありがとうございました。と伝えて。と言って帰ったようだ。
実家の両親が作ったお米だった。
自分のために送ってきてくれたお米を担いで運んで来てくれたんだ。
俺は明日は優人を呼んでみんなでご飯を食べよう!食べたあとは2人で勉強だ。と言うと友美も明日はいっぱい作る!と言っていた。
優人の想い、静香の想い、友美の想い、俺は全てを尊重したい。
遅く優人も静香もお互い好き同士だろう。
それを知った友美は静香が自分から離れた感じが寂しいのだろう。それと恋愛に夢中になり勉強が疎かになるのを心配しているのだろう。
若い2人は若いうちにいろいろと経験しなくてならないことがある。勉強以外にもいっぱいある。
来春2人が合格するためにやらねばならないことは受験勉強だけではないと俺は思う。