約束通り朝の9時に友美と静香がきた。
静香は朝から元気だ。今日を楽しみにしてくれていた。
部屋を見てから2人をリビングに座らせ俺が話をしようとしたら友美が先に話をしたいと言う。
友美の内容はこれから友美の俺への想いと俺と付き合っていくことへの静香に理解してもらうことだった。友美は俺とずっと一緒にいたいと
言ってくれた。
次は俺だ。
友美への想いを話し結婚を前提として付き合っていきたい。
そして、3人でここで暮らしたい。
友美の今支払っている元旦那の借金は俺が肩代わりし、友美には今月いっぱいで仕事を辞めてもらい、遅くても来月早々から引っ越しなどをしてほしい。
友美には家事と静香のフォローをしてもらいたい。
そして静香には来春から大学に行ってもらう。
学費等は全て俺が支払う。
静香の夢を叶えるための協力をさせてほしい。
これからはお互い遠慮はなし、本当の親子ではないが頼ってほしい。
などと言うと2人は号泣してしまった。
友美は借金の件や学費の件は考えさせてほしい。でもそれ以外は嬉しい。ありがとう。と言っていた。
静香はまさかこんな嬉しい話だとは思っても
いなかった。ありがとう。と言ってくれた。
もう泣かないで。いつも2人で今から行こう。
と言って今2人は化粧を直している。
2人に話できて良かった。
そろそろ出発する。