友美が心配してキッチンに来たので心配しないでほしい。仕事のことを考えているだけだ。
迷惑かけてごめんと言うと横に座ってきたので、何か麺類が食べたくなり、蕎麦を作ってもらった。
友美は口数は少ないが表情を見ると不安になっているのはわかる。
友美にはもうこれ以上心配はかけられないが、
事情は話せる訳がない。
ついつい酒が進み友美もあまり飲み過ぎないでと言ってくるので寝室に戻るように言った。
友美や静香を裏切るつもりは一切ない。
友美も静香も愛している。
俺がしっかりしないととはわかっているのだが
、しっかりしていない。