飲んでいたら優人が起きてきた。
少し話をした。
みんな優しくしてくれて嬉しかったと言う。
優人の実家は専業農家で両親の仕送りで
上京している。
来春こそは合格したいと言っていたが子供の頃から本番に弱いと言っていた。
静香のこと好きなのか?と聞くと、
優人は顔を真っ赤にしていたが、静香の優しいところ、勉強を頑張っているところ、明るくところ、かわいいところ、が大好きだと言っていた。
出会いは静香から声をかけられたのがきっかけだったと言う。
お互い大学受験合格が目標だが、できれば仕事を辞めて予備校に通いたいね。などと話をしてたら趣味がカメラってことになり益々好きになったと言う。
優人の真面目なところは俺も友美も認めている。昼の仕事を辞めて2人で予備校に通うことも賛成だ。夜は俺の店でアルバイトすれば良い。だから大学合格はもちろん。静香と付き合ってみたいのなら頑張れ!と言うと優人は
ありがとうございます。と言ってまたリビングで寝た。
静香の良さを知っている優人。
俺は静香との交際をするなら認める。
友美がどう言うかはわからないが友美も嬉しいはずだ。
来春2人が合格すみことを願ってあと少し飲もう。